女の子の初節句を解説!初節句の意味や衣装について詳しく解説します!

女の子の初節句の衣装から祝い方、内祝いのルールをご紹介!

初節句は、赤ちゃんが生まれてから初めて迎える節句。かわいい衣装で華やかにお祝いしたいところです。初めてのお子さんですと準備も手探りだと思いますが、両親の服装やゲストへの対応も気になるところです。今回はそんなパパママをお手伝い。女の子の初節句のお祝いのやり方や、いただいたお祝いへのお返し、そして服装について解説します。日本の伝統行事である節句にはぜひ、お子さんに着物や袴などの和装を着せて、かわいい写真を撮ってくださいね。

女の子の初節句!初節句の意味や気になるお祝いのお返しなど解説!

初めてのお子様で初めての節句。わからないことだらけながら、我が子のために盛大にお祝いしてあげたいと考えているパパママに、まずは基本となる情報をお届けします。ここでは、お祝いをする時期とその理由について詳しくご紹介。また、両親や親戚、友人などからいただいたお祝いへのお返しをどうしたらよいかについても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

女の子の初節句!お祝いは桃の節句に!

女の子の初節句のお祝い衣装ならtsukihana-つきはな-

女の子の節句は、桃の季節に行われることから「桃の節句」ともいいます。桃の果実の季節は8月頃ですが、ここでいう桃の季節とは桃の花のこと。桃の花は桜よりも前、3月ごろに開花を迎えます。

具体的な日付は「3月3日」。この日は別の呼び方で「ひなまつり」ともいいます。節句の文化は中国から伝わったのですが、もともとこの日は「上巳の節句」と呼ばれていました。上巳とは、3月に入って初めて巡ってくる巳の日のこと。古代の中国では、上巳はとても悪い日であると考えられていました。

その理由としては、古代中国の時代に女の子の3つ子が誕生しましたが、3日後には3人とも亡くなってしまったという悲しい出来事がありました。これを災いと考えた人々は、穢れを水に流すという行事を行いました。その日が上巳だったといいます。このことが由来となり、上巳に女の子に関する行事をするようになり、いつしかお祝いの行事へと発展していったとされています。

古代中国だけではなく、日本にも人の形をした形代を水に流して厄を落とす文化がありました。もちろん由来には諸説ありますが、うち一説では中国から伝わった節句の文化と、日本の厄を祓う文化が習合して、上巳の節句になったものと考えられています。

今でも、雛人形を水に流す「流し雛」の行事に、言い伝えの名残があります。流される雛人形は、かわいい我が子の身代わり。子どもの健康を祈って行われることなのです。

このように節句は、子どもの健康を祈る行事なのです。男の子は5月5日、女の子は3月3日と日付にずれがあるので覚えておいてください。そして初節句は、子が迎える初めての節句。2月生まれの子は翌月に初節句を迎えることになりますが、お宮参りなど別行事と重なるなど、まだ成長が乏しい赤ちゃんにとってはハードスケジュールになってしまうかもしれません。

初節句の時期が生まれて間もないなど、赤ちゃんにとって多く負担がかかる場合は、赤ちゃんの成長を待って1年後に行なうようにするのがおすすめです。その場合は、雛人形を飾るだけなど簡略化するのもよいでしょう。

女の子の初節句!お返しは必要?

女の子の初節句のお祝いに対するお返し

女の子の初節句では、両親や親戚、お友だちなどからお祝いをいただくことがあります。初節句のお祝いに対するお返しのしかたに迷うパパママが多いようです。下記に対応方法をご紹介します。

お返しをしなくてもいいケース

パパママの両親、つまり赤ちゃんのおじいちゃん、おばあちゃんからお祝いをいただいた場合は、基本的にお返しは必要ありません。親戚も同様です。お祝いをくださった方にとっても、赤ちゃんは身内。身内のお祝い事ですから、かしこまりすぎる必要はありません。お祝いの品物などは用意せず、赤ちゃんを囲む節句のお食事会に招待しましょう。赤ちゃんの顔を見る機会を作るほうが喜ばれるはずです。

お返しをすべきケース

親戚の中でも、遠方に住んでいるなどの理由から食事会に来ていただくことが叶わない場合は、お祝いの品を送ったほうがよいでしょう。また、身内のお食事会に呼ぶことが難しいお友だちからお祝いをいただいた場合も、お返しをするのがおすすめです。

お返しの相場と選び方

お返しは、いただいた現金もしくはお品の1/2~1/3程度が予算の目安となります。タオルセットなどの日用品、調味料などの消耗品、もしくはカタログギフトがおすすめです。お相手との関係性や、把握できているならお相手の好みでチョイスしてみてください。

あくまで、お祝いをもらったのは赤ちゃんですから、お礼の品に着物と袴などで着飾った赤ちゃんの写真を添えて近況を知らせると喜ばれるでしょう。来られなかった方にも、華やかな和装の赤ちゃんを見せてあげてください。お祝いをくださった誰もが、赤ちゃんの健やかな成長を願ってくれています。やりすぎは逆に気を遣わせてしまうので相場を目安に。
お心を込めたお手紙や写真だけでも喜ばれるはずです♪

女の子の初節句!衣装の種類や祝い方を解説!

せっかくの初節句ですから、とびきりの衣装で写真を撮影したいですよね。また、伝統的にどのような方法でお祝いをするのかも知っておきたいところです。ここでは、初節句当日のための知識として、女の子の当日の服装について解説。パパママの服装についても触れ、具体的に何をしてお祝いをすればよいのかもご紹介します。

女の子の初節句!衣装の種類について

女の子の初節句衣装の種類

初節句当日は、主役である赤ちゃんには華やかな衣装を着せてあげるのがオススメです♪

スタジオなどでの集合写真がある場合は、ご両親やご親類の方もある程度フォーマルな服装が良いかとは思いますが、あまり仰々しい服装は赤ちゃんのお世話をする際に動きづらくなってしまいますので、男性はスーツやジャケットスタイル、女性はワンピースなどがよいでしょう。赤ちゃんに汚されたら困るような服装、引っ張られるかもしれないアクセサリー類は避けておくのが安全です。

さて、主役の赤ちゃんにはおもいっきりオシャレをさせてあげてください。女の子の節句の衣装は、下記のようなものがおすすめです。

ベビードレス

退院から初節句までの期間が短い場合、退院時のベビードレスがまだ着られるという理由からそのままドレスを使うこともあります。まだ赤ちゃんも小さいですし、新しい衣装で着飾るのは翌年のお楽しみにしておくのもいいかもしれません。

十二単

予算と当日お世話をする人手に余裕がある場合、十二単を着せるご家庭もあるようです。特別感があり写真にも映えますが、着脱の手間がかかりますので初節句の赤ちゃんにはちょっと早いかもしれません。もう少しお姉さんになってから検討してみてください。

着物と袴

先述の通り、女の子の節句は中国から伝わり、日本の文化と習合して発展した伝統行事です。由来から考えると、和装がしっくりくるのではないでしょうか。女の子の当日の和装なら、着物と袴がおすすめ。赤ちゃんに着物と袴などの和装は大変なのでは、と思うかもしれませんが、tsukihana-つきはな-の袴は素材も見た目も本格的ではありますが、帯のサイドにゴム、着脱は面ファスナーなど、赤ちゃん向けの工夫がいっぱいです。

また、せっかくベビー袴の和装で決めるのであれば、それにあわせたヘアアクセサリーも用意したいところです。tsukihana-つきはな-には、和装にぴったりのヘアアクセサリーも取り揃えています。あわせてチェックしてみてください。

女の子の初節句の祝い方!お祝いの方法!

女の子の初節句の祝い方や服装

女の子の初節句では、下記のような行事でお祝いをしましょう。

雛人形を飾る

桃の節句が「ひなまつり」とも呼ばれるということは、先述の通りです。つまり、雛人形を飾ることが、節句のお祝い行事のひとつです。ところで、雛人形を飾るタイミングはご存じでしょうか。

実は、雛人形を飾るのは当日ではなく、事前にやっておくのが習わしです。具体的には、立春(2月4日前後)から2月中旬くらいまでに出すのがよいとされています。片付けは、3月3日を過ぎてから1~2週間のうちに行います。あまり長いこと出しっぱなしにしておくと、結婚が遅くなるかもしれないという言い伝えもあります。

神社に行ってお参りをする

地域によっては、神社でご祈祷をしてもらうこともあります。節句のご祈祷をやっているかどうか、あらかじめ地域の大きな神社に問い合わせをしてから出かけてください。華やかな衣装の赤ちゃんを連れ出す機会ですので、ぜひ記念撮影もしてください。

赤ちゃんを囲んで食事会をする

お祝いをくださった両親や親戚を招いて、食事会をします。食事会の祝い膳は、下記のような料理が定番です。

  • ちらしずし……先をよく見通すことができるとされるれんこん、長生きの象徴であるえびなどを使って作ります。
  • お吸い物……良縁に恵まれる願いを込めた、はまぐりのお吸い物が定番です。
  • ひしもち、ひなあられ……かわいらしいひなあられや、ひし形のお餅を三段重ねたひしもちも節句の定番。魔除けの意味を持つ桃色、健康を祈願する緑色、子孫繁栄の願いがある白色の三色でできています。

雛人形やご祈祷、食事会も記念撮影のシャッターチャンスです。着物と袴といった和装は、雛人形と一緒に撮影するのにぴったり。写真撮影もぜひ楽しんでください。

初節句は女の子を和装でかわいく着飾ってみんなで健康を祈願しよう!

女の子の節句は、もともとは中国から伝わった文化で、子どもの厄を祓う行事でした。現在では女の子の健やかな成長を願い、家族や親戚で赤ちゃんを囲む楽しいお祝い事です。着物など、普段は着せられない服装で赤ちゃんにおしゃれをさせてあげて、記念撮影をしながら素敵な思い出を残してください。

tsukihana-つきはな-は晴れの日に選んでいただきたい、とっておきの袴を用意しています。伝統行事には、ぜひ和装を選んでみてはいかがでしょうか。

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販売業者 株式会社NINES FRET
販売責任者 野口 寛生
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